神村伊賀や海星など2回戦進出 高校野球三重大会

【四日市商―海星 二、四回の2打席連続適時三塁打などでこの日5打点の海星4番松岡憲(右)。二回裏2死満塁で走者一掃の適時三塁打を放ち仲間に祝福される=四日市球場で】

夏の甲子園出場を懸けた第106回全国高校野球選手権三重大会(県高野連など主催)は7日、四日市市営霞ケ浦第1野球場など4球場で1回戦8試合があり、神村学園伊賀や海星、松阪商などが勝って2回戦進出を決めた。

昨秋県大会3位の神村伊賀は八回裏に4番佐藤センジの適時二塁打で勝ち越し、津東に4―3で勝利。津東は八回表に内野ゴロの間に1点を挙げて追い付いたが、粘りきれなかった。

ノーシードの海星は4番松岡憲伸が5打点を挙げるなど、11―1で四日市商にコールド勝ち。昴学園との二回戦に駒を進めた。

松阪商は三回裏に打者10人の猛攻で6点を奪い、伊賀白鳳を10―0で下した。暁は川井秀斗、松島佑弥の投手リレーで津工打線を1点に抑え、3―1で競り勝った。

津は好投手坂下海月擁する名張から中盤以降点を積み重ねて5―1で勝利。上野は一回裏、3番森田一真の2点適時打で先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、10―0で鳥羽に勝った。

桑名西は先発渡具知敬規が被安打1で完封し、水産に7―0でコールド勝ち。白子は先発森川惺司が3安打3打点。投打の活躍で青山を19―0で破った。

1回戦残り12試合は13と14日に実施。13日は8試合があり、昨秋県大会2位の鈴鹿が四日市球場第2試合で桑名工と対戦。最速150キロ超右腕吉留勇太を擁する近大高専も登場する。各球場の第1試合開始時刻は午前8時45分。

【7日の試合結果】
▽1回戦

○…四日市球場…○
海星11―1四日市商
(五回コールド)
暁3―1津工

○…津球場…○
神村学園伊賀4―3津東
津5―1名張

○…ドリームオーシャンスタジアム…○
松阪商10―0伊賀白鳳
(五回コールド)
白子19―0青山
(五回コールド)

○…ダイムスタジアム伊勢…○
上野10―0鳥羽
(五回コールド)
桑名西7―0水産
(八回コールド)

【13日の試合】
▽1回戦

○…四日市球場…○
①四日市農芸―四日市
②鈴鹿―桑名工

○…津球場…○
①四日市中央工―津西
②名張青峰―久居農林

○…ドリームオーシャンスタジアム…○
①徳風―近大高専
②南伊勢・石薬師・四郷―四日市南

○…ダイムスタジアム伊勢…○
①白山―伊勢
②英心―四日市西

※試合開始予定時刻は①8時45分~②11時15分~