【津】津市榊原町の「榊原温泉田んぼアート2024」の地上絵がこのほど、同町長坂で姿を見せ始めた。約2900平方メートルに6種6色のイネで描いた「榊原に遊びに来たシロモチくん」の絵柄を見ることができる。
榊原の自然を生かし景観向上を図る国の交付金事業で地元住民でつくる「榊原みずすまし会」(前山眞広会長)が実施し15年目。先月2日に約260人で手植えした。
津市のキャラクター、シロモチくんを題材に榊原小6年生が原画を考えた。同町のラムちゃんパークに遊びに来たシロモチくんがヒツジの角を付けお菓子を食べる絵柄で、緑の「きぬむすめ」を背景に、シロモチくんの体は「ゆきあそび」、ほおや口は「あかねあそび」など6色の絵柄が浮かぶ。
同会では「今月いっぱいが見頃」と話し「県道28号への路上駐車は危険なのでアート東側の農道に車を止めて上に上がって眺めて」と呼びかけている。
【シロモチくんの絵柄が浮かぶ「榊原温泉田んぼアート2024」=津市榊原町で】