熊野で36・9度、三重県内今年初の猛暑日 熱中症疑いで14人搬送

三重県内は4日、高気圧に覆われて沿岸部を中心に朝から気温が上昇した。津地方気象台によると、熊野市新鹿町で36・9度、桑名市と南伊勢町で35・6度を観測。今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。

気象庁と環境省は5日も県内に3日連続となる「熱中症警戒アラート」を出し、熱中症への注意を呼びかける。

県は4日、熱中症の疑いで四日市市や津市などで40―90代の男女計14人が搬送されたと発表。いずれも命に別条はないとみられる。

また、3日夜から4日朝にかけての最低気温は津市と桑名市で27・8度、四日市市で25・8度、亀山市で25・1度で、今年初の熱帯夜となった。