伊勢新聞

100万円投資詐欺被害 四日市の男性

【四日市】三重県警四日市北署は3日、四日市市の70代男性が投資名目で現金計100万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は先月25日、電子メールで「FXトレーダーズの榎本」を名乗る人物から投資を勧められた。記載されたURLから自動でFXの取引をするサービスにログインし、28日に初期設定費用として、指定された口座に同市の金融機関から現金30万円を振り込んだ。

今月2日には、入金を管理するサイト上で口座開設とFXの運用資金の入金を指示され、指定された口座に菰野町の金融機関から現金70万円を振り込んだ。

振り込み後、メールで住民票をPDFにして送るよう求められ、やり方を教えてもらおうと携帯ショップで一連の流れを話したところ、店員から「詐欺ではないか」と指摘され、同署に相談して発覚した。