鈴鹿市に歯の健康絵本寄贈 三重県保険医協会

【末松市長と廣田教育長に絵本を手渡す梅村副会長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県津市観音寺町の県保険医協会(宮﨑智徳会長)は4日、鈴鹿市役所を訪問し、市に歯の健康に関する2種類の絵本計82冊を寄贈した。

市内の公立保育所、幼稚園、認定こども園の計52カ所には「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」、小学校30校には「カミカミ おもしろだ液学」をそれぞれ1冊ずつ配布する。

子どもたちが歯や口腔(こうくう)について考える一助になればと3年ぶりに寄贈した。

来庁した梅村忠司副会長は「10月に入れ歯供養祭があり、供養後に入れ歯の金属部分をリサイクルして得た収益を活用している」とあいさつし、絵本を末松則子市長と廣田隆延教育長に手渡した。

末松市長は「子どもたちが歯や口腔内のケアについて学ぶきっかけとなるよう活用する」と感謝した。