全日制、200減の1万240人 来年度の三重県立高募集定員

三重県教委は4日、令和7年度の県立高校の募集定員を発表した。全日制は前年度と同じ53校126学科・コースで、前年度比で200人少ない1万240人を募集する。

県教委によると、募集人員の削減は、中学卒業予定者の減少が理由。神戸、白子、石薬師、津東の各校で40人ずつを削減するほか、木本、紀南の統合によって40人を減らす。

また、川越高は普通科を探究科に、国際文理科を国際探究科に、それぞれ改編。上野高では、5学級だった普通科を4学級の学際探究科に改編。1学級だった理数科を2学級に増やす。

定時制と通信制の定員に増減はない。定時制は11校18学科で770人、通信制は2校2学科で500人を募集。前期選抜は来年2月3、4両日、後期選抜は同3月10日に実施する。

県私学協会も私立高の募集定員を発表した。全日制は13校で前年度比15人減の3760人、通信制は5校で40人増の765人。入試は11月から来年3月にかけて実施する。