【津】本年度の津市民文化祭写真展が3日、三重県津市西丸之内の津リージョンプラザ3階展示室で始まった。高校生―90代の作品118点を展示している。
津市内の写真愛好家団体八団体でつくる津写真交流会(笹山俊一会長、会員87人)が主管し年一回開催。「津市の春夏秋冬」をテーマにした風景写真や、同会が昨秋近江八幡で実施した撮影会の入選作、私立高田高写真部員の作品を展示した。
白山町家城ラインの桜並木、阿漕浦の花火、美杉町北畠神社のイチョウのじゅうたん、高田本山の枯れたハスなど四季のさまざまな情景が並ぶ。
「フォトクラブ写心気」の佐藤二郎さん(77)は「同じ場所で撮っても皆同じ写真にならないところが楽しい」、笹山会長(82)は「会員が高齢化しており次に引き継ぎたいと高校生に参加を呼びかけた。若い仲間を増やしていきたい」と話した。