独自の視点で撮影 玉城町で写真クラブたまきが作品展 三重

【個性豊かな作品を展示した写真クラブ「たまき」のメンバーら=玉城町田丸のぎゃらりー久で】

【度会郡】三重県玉城町田丸のぎゃらりー久で、同町や伊勢市、多気町のアマチュア写真家らが所属する写真クラブ「たまき」の作品展が開かれている。観覧無料、7日まで。

町民写真講座の卒業生が中心となり、平成11年に結成。20―80代の男女12人が独自の視点で撮影に取り組み、例会に作品を持ち寄って批評し合ったり情報交換をしたりして、楽しみながら親睦を深めている。現在は、来年の町制70周年の記念写真集の制作を担当するなど、幅広い活動を展開している。

26回目となる同展は3つのコーナーをつくり、各自のテーマに合わせて数枚の写真を選んで1枚のパネルに表現した作品や個性豊かな自由作品、同町を題材にした作品計50点を展示した。

町内のさまざまな場所で四季折々の風景を切り取った作品や、クロアチアの街並みを印刷した伊勢和紙を擬革紙の技法を使って絞り加工し、絵画のように表現した作品などが訪れた人の目を楽しませている。

林隆久会長は「メンバーが撮影した個性豊かな写真を見て楽しんでもらえれば」と話した。