サッカーのJ2横浜FCから、日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿クラブに期限付きで移籍した元日本代表FWの三浦知良選手(57)が2日、三重県津市内で行われた練習に初参加し、「若くて意欲のある選手が多くいるので何とかそれについて行きたい。ベテランらしくなく、ガツガツ行きたい」と語った。
小雨の降る中、約1時間、パス練習など行い、実戦形式の練習では代名詞でもある背番号「11」のビブスを付けてゴール前に陣取り、へディングシュートを決めた。
初めてJFLを戦った2022シーズン以来約1年半ぶりの復帰で、同選手を歓迎するため練習会場に駆けつけた約50人のファンらに対して、練習後サインや記念撮影にも応じた。
JFLの選手登録が可能になるのは8日以降で、試合出場は最速で14日の第16節になる見込み。22シーズンにJFLの最年長出場記録と最年長得点記録を樹立している同選手は「勝利に貢献できるプレーをしてゴールを」と述べ、自らの記録更新に意欲を見せた。