伊勢新聞

骨粗しょう症予防講座PR 福録三重大教授が講話 津・湯元榊原館で7月27日と10月5日

【骨粗しょう症予防健康講座への参加を呼びかける(左から)前田社長、福録教授、隅田部長=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】湯元榊原館(三重県津市榊原町)の前田諭人社長(34)らが2日、同市本町の伊勢新聞社を訪れ、7月27日と10月5日に大学や医療機関と連携し同館で開く「骨粗鬆(しょう)症予防健康講座」をPRした。

前田社長は三重大院医学系研究科の福録恵子教授(55)と富田浜病院(四日市市富田浜町)の隅田仁美看護部長(51)と共に来社し「昨年好評だった骨粗しょう症講座の対象年齢を拡大した」と紹介した。

7月は夏休み親子企画で30―50代が対象。各年代における骨粗しょう症予防の重要性と最新の知見▽健康機能食品とカルシウム▽隙間時間を利用した運動実践▽骨の知識を高めるレクチャークイズ、子供の近視予防―など、福録教授ら専門家が講話する。

10月は60代以上が対象で、骨粗しょう症予防の重要性について▽ミカンを食べると健康になる▽骨粗しょう症予防に関する栄養面+レシピ紹介▽正しい歩行フォームと骨粗しょう症予防の運動―で、両回共午前10時―正午で参加費千円。同館の入浴券一枚が付く。

福録教授と隅田部長は「骨粗しょう症はあらゆる年齢層で予防していただきたい疾患。自分のこととして捉える機会にしてほしい」と強調し、前田社長は「温泉と健康を組み合わせ関係者が連携することで新たな観光の形になる」と話した。

定員はいずれも先着40人。受講は専用のQRコードから申し込む。問い合わせは同館=電話059(252)0206=へ。

【湯元榊原館健康講座申し込み用QRコード】