【亀山】亀山日本語教室「はじめのいっぽ」(服部さとみ代表)に通う外国人27人は29日夜、三重県亀山市若山町の市青少年研修センターで、日本の風習「七夕飾り」を楽しんだ。
毎週土曜の夜、同センターで開いている同教室には、スリランカやブラジル、ベトナムのほか、フィリピンやタイなど世界約10カ国の市内在住・在勤者ら約35人が、日常生活に必要な日本語を習っている。
この日は、高さ約2・3メートルのササ2本に、「皆が幸せで健康に」、「日本語をもっと学びたい」など願いを短冊に書き、ササにつるした。2本の七夕飾りは、同センターと関支所の2カ所に1本ずつ7日まで飾るという。スリランカから日本に来て約1年の男性・ガヤーンさん(37)は「初めて七夕を知った。楽しいね」といい、「教室で友だちができたが、職場でも友だちができれば」と話していた。
服部代表は「日本の文化や風習を知ってもらえた。皆楽しそうに短冊に願いを書いていた」と見守っていた。