亀山市民、体力テストに挑む 上体起こしや前屈

【上体起こしに挑む市民(左)=亀山市野村2丁目の市西野公園体育館で】

【亀山】三重県の亀山市は28日、同市野村2丁目の市西野公園体育館で、「市民体力テスト」を実施し、子どもから大人まで多くの人が参加した。市スポーツ推進委員会が協力。

テストの測定値で体力年齢と実年齢を比較して、今後の体力向上の参考にするのが狙い。毎年3回実施している。

市民らは、腹筋力を確かめる「上体起こし」や、足を伸ばして上体を前にかがめる「長座体前屈」のほか、体のバランスを知る「開眼片足立ち」など、6種類のテストに挑んだ。

同市川合町の山口勝美さん(79)は「80歳を前に、自分の体力がどの程度かを知るため、初めてテストを受けた」といい、「実年齢より体力年齢が、若干若かったので安心した」と測定値に満足していた。

市の担当職員は「年に3回のテストを受けて、1年間の自分の体力の変化を知り、年齢に応じた適度な運動を」と呼びかけていた。