【亀山】三重県の亀山市は7月5日、同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、「誰ひとり取り残さないまち、亀山をめざして」と題した「地域福祉シンポジウム」を開催する。開演は午後1時半。入場無料。
同市は、令和4年度から社会福祉法に基づいた亀山版「重層的支援体制整備事業」を事業化。課題を抱えた世帯を丸ごと受け止める相談支援、世代や属性を超えて交流できる居場所の設置などの地域づくり支援を一体的に、既存の分野ごとの仕組みを組み合わせた「オーダーメイド型」支援体制に取り組んでいる。
シンポジウムは2部制。1部は、豊中市社会福祉協議会の勝部麗子事務局長が「断らない相談支援から社会とのつながりをつくる参加支援」と題して講演する。
2部では、佛教大学准教授で亀山市地域福祉推進委員会の長友薫輝委員長が進行役を務め、勝部事務局長と櫻井義之市長、中原博教育長のほか、市社会福祉協議会の楳谷英一会長ら5人が、亀山版「重層的支援体制整備事業」についてトークセッション(意見交換)をする。
問い合わせは市福祉総務グループ=電話0595(84)3311=へ。