祭り、英虞湾の夕景など撮る 写真愛好グループ「フォト・アート・いせ」が作品展 三重

【会員らの個性豊かな作品が並ぶ会場=伊勢市黒瀬町のいせトピアで】

【伊勢】三重県伊勢市や近郊の写真愛好家でつくる「フォト・アート・いせ」の作品展が、同市黒瀬町の市生涯学習センターいせトピアで開かれている。30日まで。

活動成果を発表する場として、年に1度作品展を開いている。40―80代の会員23人と講師の2人が、計60点を展示した。

伝統的な祭りや祭りを担う人々の表情、英虞湾の夕景、水遊びする子どもの姿、野鳥など、構図やアングルを工夫した力作が並ぶ。会員の県展入選作品や市展の受賞作品も披露している。

会では、月に1度の例会で作品を持ち寄り、講師に指導を受けて技術の向上に努めている。副代表の板谷一行さん(83)は「1年の活動の集大成。それぞれの感性、個性を見て楽しんでほしい」と話していた。