全国各地の四季を捉える 日本風景写真協三重第2支部が写真展 県美・県民ギャラリー

【四季の風景を捉えた写真作品が並ぶ会場=津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで】

【津】日本風景写真協会三重第2支部(山本光郎支部長、会員14人)の第5回写真展が27日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まった。全国各地の四季を捉えた作品42点を展示している。30日まで。入場無料。

県内の鈴鹿市以南の60―90代の会員が作品を隔月で持ち寄り、年1回成果を発表。会員13人と講師の片出実さん(82)=菰野町=が近作を3点ずつ出品した。

一瞬の晴れ間を捉えた「中禅寺湖の秋」、黄と赤の落葉のフィルム写真「雨上がりの参道」、日の出直前の棚田で撮影した「たゆたう雲海」などがある。

山本支部長(78)=津市半田=は「その場所に行かないと撮れない写真ばかり。同じ場所で撮っても違う写真になるところに面白さがある」と話した。