難聴になっても健康に 亀山と鈴鹿で補聴器セミナー、参加募る 三重

【セミナー開催を知らせるチラシを持つ高橋店長=亀山市栄町の「あすなろ補聴器亀山店」で】

【亀山】三重県亀山市栄町と鈴鹿市白子駅前で認定補聴器専門店を経営する「あすなろ」(寺本龍子社長)は7月2日、亀山と鈴鹿の2店で「音は聞こえるけど言葉が聞こえないのはなぜ?その謎と健康に暮らす秘訣(ひけつ)」と題して開催するセミナーへの参加者を募っている。

あすなろ補聴器亀山店の認定補聴器技能者、高橋妙子店長(48)は「耳の中の機能が、年齢を追うごとに難聴になり、70代の男性は5人に1人が、女性は10人に1人の割合で、日常生活に支障をきたすといわれており、認知症につながる可能性がある」「聞こえづらくなった兆候があれば、まずは耳鼻咽喉科で受診し、自分に合った補聴器で、健康な毎日を暮らすためにも、セミナーで専門的な知識を学んでいただければ」と呼びかけている。

亀山店は午前10時と午後1時の2回。鈴鹿店は午後1時からでいずれも約1時間程度。認定補聴器技能者と補聴器メーカー専門員が講師を務める。参加無料。各セミナーの定員は10人。事前予約が必要。問い合わせは亀山店=フリーダイヤル(0120)35―4133=へ。