亀山中2年生、マナー学ぶ 三十三総研、職場体験に備え講座 三重

【「マナーとは相手に対する思いやりと心遣いが必要」と話す福井さん=亀山市西丸町の市立亀山中学校で】

【亀山】三重県亀山市西丸町の市立亀山中学校(岡田健次校長)は26日、同校で2年生207人を対象に、三十三総研(四日市市)のコンサルタント部リーダー、福井慎吾さん(40)を講師に招き「ビジネスマナー講座」を開いた。

同講座は、2年生が2学期に市内の事業所や飲食店など92カ所に出向く「職場体験」を前に、あいさつや身だしなみ、言葉遣いなどのマナーを学ぶのが目的。

マナーの必要性について福井さんは「思いやりや心遣いを表現することで、相手に安心感を与え、良好な人間関係を築くことができる」と述べ、「清潔な身だしなみや、あいさつは、相手の目を見て、はっきりと明るく話すこと」と促した。

また、銀行員の福井さんは、主な銀行業務「預金」「貸し出し」「為替」について説明した。

女子生徒の1人は「マナーの大切さを普段の学校生活にも生かし、職場体験で実践します」と話していた。