美しの森活動コンクールで奨励賞 亀山市加太みどりの少年隊、市長に報告 三重

【桜井市長(右端)を表敬訪問した隊員3人と大萱会長(左端)=亀山市役所で】

【亀山】全国森林レクリエーション協会(三浦雄一郎会長)が主催する、「第36回森林レクリエーション地域美しの森活動コンクール」で奨励賞を受賞(6月6日)した、三重県の亀山市加太みどりの少年隊は25日、市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受賞の喜びを報告した。

同コンクールは、昭和63年度から「森林レクリエーション地域美化活動コンクール」として実施。森林レクリエーションを通じた地域創生のため活動している学校、地域グループ、職場グループなどの団体を表彰し、森林レクリエーションの振興を図る。

同少年隊は昭和52年、市立加太小学校5、6年生を対象に県内で初めて発足。現在、男女計9人が、地元加太の森林公園「やまびこ」で動植物の観察や森林整備の他、JR加太駅舎を清掃している。

この日訪れた同隊の大萱宗晴会長は「児童らのこれまでの成果が奨励賞につながった。今後も賞を糧に活動を展開する」、6年生の坂日真理隊長(11)は「賞がもらえてうれしい。活動を通じて、森林の木が二酸化炭素を吸収し、きれいな空気をつくることなど学んだ」と話した。

櫻井市長は「受賞おめでとう。皆さんの活動により、亀山の豊かな森がいつまでも残り、自然がつながっていくことに期待している」とたたえた。