小寺さんを会長に承認 亀山署協議会、市民5人に委嘱状 三重

【委嘱状を持つ小寺会長(後列中央)と委員ら=亀山署で】

【亀山】三重県亀山署(田名瀬孝代署長)は25日、亀山市野村4丁目の同署で、「令和6年度第1回亀山警察署協議会」を開き、市民5人に県公安委員会の志田幸雄委員が委嘱状を手渡した。互選により、2期目の小寺久美子さん(56)を会長に承認した。任期は同7年5月31日までの1年間。

同協議会は、市民を委員として警察業務に民意を反映する第三者機関として、平成13年度に発足。警察が地域の課題などを解決するために提案する諮問に対し、委員が意見をまとめて答申し、取り組みなどを共有することで、市民の安心・安全を目指すため、年4回開いている。

小寺会長は「昨年度から委員を務めております。日頃より警察のさまざまな取り組みが、市民の安心、安全につながっていることが分かった」とし、「微力ながら4人の委員と共に、協議会としての役割に励みます」とあいさつした。

田名瀬署長は「委員の皆さまには1年間、よろしくお願いします」と述べた。また、同署管内の概要説明で、「急増するSNS(交流サイト)型投資詐欺・ロマンス詐欺など新たな詐欺被害により、今年4月末現在、四件の被害があり、被害総額は4200万円となっている」と話した。

小寺会長以外の委員は次の通り。

中川崇沖(44)、村原菜見子(36)、伊達エリンダ幸江(71)、酒井健(50)