【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は25日、同市役所で、令和6年度同市雇用促進連携協議会(会長・末松則子市長)を開き、グループディスカッションによる意見交換などをした。
平成29年にスタートしたが、コロナ禍で活動が休止となっていたことから組織を再編。4年ぶりに、部会制として再スタートした。
新たな組織体制は、市や鈴鹿商議所による事務局を中心に、市内高校6校の高校部会、県内高等教育機関6校の大学部会、市内企業7社の企業部会で構成する。
この日は22人が出席。冒頭で、末松市長は「喫緊の課題である若年労働者などの人材確保に向け、産学官が連携し『チーム鈴鹿』として、市の雇用施策の一層の推進を図ることが本協議会の目的」と話した。
グループディスカッションでは参加者から「(協議会を)本音を言い合って意見交換できる場所にしていきたい」「市内には魅力ある企業がたくさんあるのに認知度が低い。多くの人にそういう企業を知ってもらう取り組みが必要」などの意見が出された。