「熊野古道伊勢路」の切手販売 世界遺産登録20周年で7月から

【熊野古道伊勢路の切手シート(日本郵便東海支社提供)】

熊野古道の世界遺産登録20周年を記念し、日本郵便東海支社(名古屋市)は来月1日から、伊勢神宮と熊野三山を結ぶ「熊野古道伊勢路」の切手シートを県内の372郵便局で販売する。

切手は鬼ヶ城やツヅラト峠、七里御浜など伊勢路の名所の写真を使用。獅子岩などをあしらった台紙も付く。県内の372郵便局で計1000シートを販売する。84円切手の10枚セットで1330円。

根岸一行支社長(53)らが25日、県庁を訪れ、一見勝之知事に記念切手を手渡した。根岸支社長は「海外の観光客がお土産として持ち帰り、PRにつながればうれしい」と話した。

一見知事は「来月7日は熊野古道の世界遺産登録の日にあたる。観光PRに弾みがつくと思う」と感謝。「世界中の郵便切手コレクターの方々にも喜んでいただけるのでは」と期待した。