知育玩具「カプラ」寄贈 多気町「竹輝銅庵」が5小学校へ 三重

【寄贈したカプラを前にする竹本氏(中央)と久保町長(右から2人目)ら=多気町役場で】

【多気郡】三重県のまちかど博物館兼喫茶店「竹輝銅庵」の竹本博志館長は24日、多気町役場で同町内の全5小学校へ知育玩具の積み木「カプラ」を寄贈した。

竹本氏はソフトウェア開発販売「情報システム・J・T」を経営。教育福祉機関への寄付活動を続けている。

カプラはかまぼこの板のような同じ大きさの木片で、工夫して積み上げて形を作る。各校へ2セットをプレゼントした。既に松阪市と明和町の全小学校に寄贈しており、26日には大台町の全4小学校へ贈る。

竹本氏は「みえこどもの城で8年ほど前にカプラと出合った。楽しんで心豊かな人になってほしい」と呼びかけた。

久保行央町長は「人と一緒にものを作り、子どもたちの心がつながっていく。しっかり使わせていただく」と喜んだ。