三重県政、令和8年4月に150周年 記念事業推進本部を設置 

三重県は24日、令和8年4月に迎える県政150周年を前に、各部局が連携して記念事業の方向性を議論する「県政150周年記念事業推進本部」を設置した。26日に初会合を開く。

県によると、推進本部は知事を本部長とし、副知事や各部局長ら計26人で構成。初会合は事業のスケジュールや選定基準を検討する。年度内は3回ほど開く予定。

150周年の節目に当たる令和8年4月18日には記念式典を開く。政策企画部の担当者は「式典に向けた効果的なPRを企画し、県民の機運を醸成するとともに、県民愛や郷土愛を次世代につなぎたい」と話した。

現在の三重県は、廃藩置県で置かれた安濃津県と度会県が合併し、明治9年4月に誕生した。県政100周年だった昭和51年10月には、県庁の駐車場にタイムカプセルを埋めたとされる。