最後まで火花、永田抜け出す 800自由形決勝の好敵手3年トリオ 三重県高校総体競泳

【競泳女子800メートル自由形でインターハイ出場を目指す3年生トリオ(左から前川、永田、廣下)=22日、スポーツの杜鈴鹿水泳場で】

3年生3人がゴール直前まで火花を散らした競泳女子自由形800メートル決勝。「前半と後半が得意」の津田学園・前川が序盤から飛ばすと、「400メートルからペースを上げた」尾鷲・廣下が、「ラストスパートが得意」の永田とレース終盤を引っ張り、最後は永田が1着でゴールした。

3人全員がインターハイ参加標準記録を上回るタイムを出し、1位永田、2位廣下の記録は大会記録(9分6秒11)を上回った。いずれも高校最後のインターハイで入賞を目指しており、好敵手とともに最大の関門の東海総体で「決勝進出」を誓っていた。