2人2団体に三重賞 国際ソロプチミスト三重 津で贈呈式、3団体に支援金も

【阿部会長(前列左端)と三重賞受賞者ら=津市羽所町のホテルグリーンパーク津で】

【津】女性や女児の地位向上を目指し活動する奉仕団体「国際ソロプチミスト三重」(阿部奈々会長、会員24人)は20日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で第36回贈呈式を開き、夢に向かって努力する女性や地域貢献に取り組む団体などに三重賞を贈呈した。

阿部会長(48)は「地域への貢献、他者への貢献を目指し頑張る方々を少しでもご支援できるとうれしい」とあいさつ。四日市大学留学生で総合政策学科3年のタルカ・ディルシャニさん(24)=スリランカ出身=ら2人と2団体に三重賞を、3団体に支援金を贈った。

タルカさんは会計学を学び日本での就職を希望しているといい「賞を頂いたことで責任感を強く持つようになった。高い目標を持ち最善を尽くすことが義務」と日本語で謝辞した。

【阿部会長(後列)と寄付金受贈団体の代表ら=津市羽所町のホテルグリーンパーク津で】

三重賞贈呈式に先立ちチャリティー事業の寄付金贈呈式もあり、三重いのちの電話協会(伊藤歳恭理事長)と「子ども食堂キッチン宮後」(伊勢市、橋本さち子代表)に各10万円を贈呈した。