自然の中で鳥や水面撮影 世古さん、鳥羽で写真展 三重

【「自然とのふれあい」をテーマにした写真展を開いた世古さん=鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で】

【鳥羽】三重県鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で、度会町麻加江のアマチュア写真家、世古道也さん(70)の写真展「自然とのふれあい」が開かれている。7月2日まで。

世古さんは28歳の頃、イトトンボの鮮やかな姿を写真に収めたいと思い、本格的に撮影を始めた。約5年前に岡山県から古里の度会町に戻り、同町の写真クラブ「写景会」などに所属。独自の視点でトンボや氷、水面を撮影するほか、四季折々の風景や自然の生き物なども切り取っている。

今回は、冬の北海道で撮影したオジロワシやオオワシ、伊勢市で撮影したフクロウやヒレンジャク、度会町で羽化した瞬間を捉えたムカシヤンマ(トンボ)など25点を展示。光や風によってつくられる美しい波紋や虹色に輝く神秘的な水面も目を引く。

世古さんは「一年を通して自然の中で撮影した鳥や水面を展示したので見に来てもらえれば」と話した。