能登半島地震被災地復興に 国際ソロプチミスト三重―北、日赤県支部に100万円寄託

【山川事務局長(右)に目録を渡す井浦会長(中)ら=津市栄町の日本赤十字社県支部で】

【津】北勢地区の女性でつくる奉仕団体「国際ソロプチミスト三重―北」(井浦裕子会長、会員21人)は19日、能登半島地震被災地の支援などに役立ててもらおうと日本赤十字社県支部に100万円を寄託した。

同団体はコロナ禍前まで2年に一度チャリティーコンサートを開き、その都度必要な支援先に寄付をしてきた。今回はコロナ後初の開催で、今月9日に四日市市内で女性シンガーを招いて実施。チケット販売の収益や同時開催したバザーの売り上げ、これまでの積み立てを合わせ80万円を石川県の義援金配分委員会に、20万円を三重県支部に寄付した。

井浦会長(74)は「一日も早く元の生活に戻るために使っていただきたい」と、山川晴久事務局長に目録を手渡した。山川事務局長は「義援金は被災地の皆さんに、県支部への支援はこれからの活動に役立てさせていただく」と謝辞した。