図鑑や雷探知機など寄贈 亀山の打田塗装工業、白川小に 三重

【目録を持つ西川校長(左から3人目)と感謝状を持つ打田取締役(同4人目)ら=亀山市白木町の市立白川小学校で】

【亀山】三重県亀山市白木町の建築塗装会社「打田塗装工業」(打田裕也社長)は19日、同市白木町の市立白川小学校(西川浩校長)に図鑑13冊と、携帯型雷探知器「雷探(らいたん)くん」1機、タブレットをテレビに接続するAVアダプター3個を寄贈した。

同社は三十三銀行(四日市市、道廣剛太郎頭取)の社会貢献型私募債の発行企業。同私募債「ともに、羽ばたく。」は、法人企業の資金調達手段の一つである私募債発行に際し、発行に係る手数料の一部を利用し、発行企業が希望するSDGsの目標達成に向けて取り組む組織や団体等に物品を寄贈する。地域貢献が目的。

同校であった寄贈式では、同社の打田淑人取締役(36)が西川校長に寄贈品の目録を、西川校長から同社には感謝状が手渡された。式には同銀行亀山支店の飯田敏成支店長(55)が同席した。

打田取締役は「社長と妻が同校卒業生で、自分の息子2人も同校に通っていることもあり、白川小学校に寄贈することに決めた」、飯田支店長は「有意義に使用してください」と話した。

児童会の谷口凜佳会長(11)は「ありがとうございます。大事に使います」と礼を述べた。