三重県は19日、スタートアップ(新興企業)の創業や育成を支援するワンストップの相談窓口を、津市大谷町のシェアオフィス「ACROSTUDY」に開設した。来年3月21日まで。
県や関係機関でつくる「みえスタートアップ支援プラットフォーム」の利用者から、専門的な相談対応を求める声を受けて設置。アルファドライブ(東京都千代田区)に運営を委託した。
新規事業の開発を支援する同社の担当者が、事業の立ち上げ方▽事業計画の見直し▽資金調達の方法▽他社との協業―などの相談に対応。事業の成長段階に応じた支援先を紹介する。
同社の石田礼子氏(44)は「三重で新しい挑戦をしたい方は気軽に来てほしい。行動に移せていない人でも、思いをぶつけていただければ」と話している。
県内で起業を予定している人や、成長を目指す新興企業などが対象。専用フォームでの事前申し込み制。問い合わせは県雇用経済部産業イノベーション推進課=電話059(224)2227=へ。