新型コロナ、前週から34%増加 三重県内、先週の新規感染者

三重県は19日、先週(10―16日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均2・78人で、前週から34%の増加。2週連続で増えた。

県によると、県内の1日あたりの新規感染者数は、前週より50人ほど多い約180人と推計される。入院患者数は前週同一曜日比28人増の83人。うち1人が重症となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名4・7人▽四日市2・1人▽鈴鹿2・3人▽津1・82人▽松阪1・88人▽伊勢3・09人▽伊賀4・38人▽尾鷲2・5人▽熊野0人―となった。

感染症対策課は「全国的な増加傾向の中で、小幅な増減が続いていた県内も潮目が変わる可能性がある。例年は夏にかけて感染が広がる傾向にあるため、今後の動向を注視したい」としている。