【伊賀】三重県の岡本栄伊賀市長(72)は17日の市議会一般質問で、任期満了(11月20日)に伴う11月3日告示、同10日投開票の市長選に4選を目指して無所属で立候補すると表明した。
市川岳人議員=自民絆=への答弁。3期までの総括を問われた岡本氏は「暮らしと子ども、にぎわいの3本の柱を中心に政策を進めた成果が出ている」と説明。「優良可否の4段階で表すなら、優だろう」と評価した。
出馬については「4期目がラストイニング」とした上で「今までやってきたことを完成させる責任がある。ぜひ続投していただきたい、という市民の期待に添うことが私の使命」と述べた。
4期目では、子育て支援の充実▽教育の充実▽さらなるにぎわいの創出▽防災対策―を図る考えを示した。「きのうきょうで就いた人ではできない。人脈や経験、決断力が大事」と訴えた。
岡本氏は上野市(現伊賀市)出身で関西テレビ放送の元アナウンサー。平成24年11月の市長選で対抗馬の元市総務部長を破って初当選し、3期目。早稲田大教育学部卒。
市長選には今のところ、日本政策投資銀行元職員の浅井健之氏(32)、建設業の萩森正治氏(43)、市議の濱瀨達雄氏(46)が立候補の方針を示している。