伊勢新聞

南伊勢町で〝星空散歩〟を 7月27日に観察会、参加者募集 三重

【夏の星空観察会への参加を呼びかける中村さん(右)と町マスコットキャラクター「たいみー」=南伊勢町役場南島庁舎で】

【度会郡】三重県の伊勢志摩国立公園自然ふれあい推進協議会と南伊勢町観光商工課は、7月27日午後7時半―同9時に、同町道行竈の見江島展望台で開く「夏の星空観察会」の参加者10組(20人)を募っている。申し込みの締め切りは7月4日。

同課によると、ハート形の入り江が見える見江島展望台は「恋人の聖地」に認定されており、夜は人工の光が少なく県内でも有数の星空観察スポットとして、少しずつ知名度を上げているという。

今回は同公園の自然ふれあい活動推進・普及啓発の一環として、同公園内の鵜倉園地にある見江島展望台で行う星空観察会を企画。講師による解説や大型望遠鏡を使った星空観察などを予定している。当日は南島東小学校グラウンドに集合し、ジャンボタクシーに乗り合わせて現地に向かう。

対象は小学生以上で、恋人や親子、友達などペア限定。小学生は保護者との参加が条件。参加費は1組2千円。1組ごとに町特産品がプレゼントされる。申し込みは町ホームページにある専用フォームから。応募多数の場合は抽選となる。

同課の中村一裕さん(33)は「大切な人と一緒に南伊勢町の星空を楽しんでもらえれば」と話していた。

問い合わせは同課=電話0596(77)0003=へ。