3度にわたるジャンプオフ制す 東海高校総体男子走り高跳び、近大高専の井川

【陸上競技男子走り高跳び、ジャンプオフ3回目で2メートル00を跳び初優勝を決めた井川稜斗(近大高専)=岐阜メモリアルセンター長良川競技場で】

陸上競技男子走り高跳びは2メートル01を跳んだ近大高専3年の井川稜斗が、同記録の伊藤望亜(愛知・誠信)との3度にわたるジャンプオフ(優勝決定戦)の末に初優勝した。

5月の県高校総体は2メートル05を跳んで優勝。東海高校総体は「2メートル15を跳ぶ予定だった」が「踏み切りがはまり出すのが遅かった」。

途中で脱落した同じ学校のチームメートに借りたハチマキを締めた終盤戦から徐々に調子を取り戻した。「ジャンプオフでやっと良い感じになれた」。

力をくれた仲間の分まで全国大会での活躍を誓う。「インターハイはしっかり優勝を目指したい。目標の記録は2メートル20越え」と力を込めた。
【陸上競技男子走り高跳び、ジャンプオフ3回目で2メートル00を跳び初優勝を決めた井川稜斗(近大高専)=岐阜メモリアルセンター長良川競技場で】