伊勢新聞

副業勧められ230万円詐欺被害 伊賀の男性、SNS通じ 三重

【伊賀】伊賀署は14日、伊賀市の60代男性がSNS(交流サイト)で知り合った人物に勧められた副業をきっかけに、現金約230万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は先月13日、動画投稿アプリTikTok(ティックトック)を通じて知り合った女性名の人物とLINE(ライン)で連絡を取り合うようになり、ネットショッピングの商品に高評価をつける副業を勧められた。

男性は同月22日、「出金するには保証金がいる」などと言われ、現金約5万円を指定された口座に振り込み、だまし取られた。男性は26日までに、指示されるがままに、7回にわたって現金を振り込んだ。さらに100万円を払うよう要求され、同署に相談した。