【鈴鹿】三重県の鈴鹿市教育委員会は14日、来年の大阪・関西万博に、行くことを現段階で予定している市内中学校が3校、行き先として検討している小中学校が計10校あることを明らかにした。
同日の同市議会6月定例議会本会議で、高橋さつき議員(日本共産党)の質問に答えた。
市教委によると、県内の全学校を対象に県が実施した万博会場への来場意向調査について、市内全公立小中学校計40校から回答が提出され、市教委で結果をまとめた。行く予定の中学校3校のうち、2校は修学旅行の行き先に設定しているという。
廣田隆延教育長は「万が一、安全確保が困難であると判断された場合は行き先変更も選択肢の一つとして指示するなど、適切に対応する」と答弁した。
この日はほかに矢田真佐美(無所属)、石田秀三(同)、市川哲夫(市民の声)の3議員が一般質問した。