写真愛好家60人が作品披露 全国公募展など入賞作も 三重・四日市

【写真愛好家らの会心作の数々=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】四日市を中心に三重県内外の写真愛好家らが所属団体を超えて自由な立場で作品を発表する、第17回「フォトアート21と仲間たち展」(同展実行委員会主催、飯田紀子事務局)が14日、四日市市安島の市文化会館第1展示室で始まった。16日まで。

全国公募展や県展、市展の入選、入賞作など、60人の会心作120点を展示している。

ロープウエーの赤いゴンドラが雪景色に映える「初雪の御在所岳」、岐阜県・今尾の左義長竹神輿が燃え盛る様子を捉えた「陽炎」、北海道・鶴居村のツルたちを撮った「ファミリー」などが並ぶ。また、米・ユタ州のブライスキャニオンの朝「奇岩林立」やモロッコの「革なめし職人」など、会心作の数々が来館者らの目を楽しませている。
事務局の飯田さん(83)は「作者の個性が生き生きと表現された作品がそろった。それぞれの感動が伝わればうれしい」と語った。