橋爪(皇學館)110メートル障害V 世古(松阪商)砲丸投げ2連覇 東海高校総体陸上

【陸上競技男子110メートル決勝で優勝した橋爪蓮翔(皇學館、中央)=岐阜メモリアルセンター長良川競技場で】

第71回東海高校総合体育大会は14日、岐阜市などで始まり、初日は陸上競技、自転車競技などが行われた。陸上競技では男子110メートル障害を橋爪蓮翔(皇學館)が14秒28で制した。

女子砲丸投げは、前年度優勝の世古櫻紗(松阪商)が13メートル87で2連覇した。

全部で31の競技会があり、7月実施の水泳を除いて、すべての競技が6月中に行われる。

陸上競技、自転車競技、ヨット、ホッケー、新体操(男子団体)は7月21日から九州を中心に開催の全国高校総体(インターハイ)の予選を兼ねて開かれる。

向かい風はねのけ初優勝

陸上競技の東海高校総体初日の14日、男子110メートル障害決勝で、5月の県高校総体を14秒09の県高校新記録で制している皇學館3年の橋爪蓮翔が14秒28で初優勝。マイナス2・5メートルの向かい風のコンディションに「あわよくば13秒台(の記録を)と思っていたが」と悔しさもにじませながら「強い向かい風で自分の走りができたことは自信になる。暑い中、体も良く動けていた」。この日出場を決めた8月の全国高校総体に向けて「本戦で13秒台を」と気合を入れ直していた。