宮川清掃、海ごみ削減へ 度会中 全校生徒「きれいな町に」

【宮川清掃に取り組む生徒ら=度会町で(同町提供)】

【度会郡】三重県度会町立度会中学校はこのほど、宮リバー度会パーク前の宮川河原で清掃活動をした。参加した全校生徒約200人が海ごみ削減につなげようと、ごみ拾いに取り組んだ。

町内を流れる宮川を自分らの手できれいにし、郷土を愛する気持ちを高めようと同校の生徒会が主催。町が推進するごみの減量化・再資源化の取り組みの一環として町職員も参加、協力した。

清掃活動日が、環境省と日本財団が行う海洋ごみ対策の全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」(5月30―6月9日)の期間中ということもあり、生徒らは「資源大切に」などとローマ字で表記した青色のタオルを身に着け、配布されたごみ袋を手に河原を歩いてペットボトルや空き缶、ビニールなどを拾い集めた。

生徒らは「これからも宮川を守り、きれいな町をつくりたい」「自分たちのできる範囲でごみを拾うことで地球のためになると気付いた」「海洋ごみの現状をみんなに知ってもらいたい」などと話していた。