イチゴ狩り「甘くておいしい」 玉城町の児童ら農園見学

【イチゴ狩りを楽しむ児童ら=玉城町小社曽根で】

【度会郡】三重県玉城町小社曽根の下外城田小学校区にある「つつじが丘児童クラブ」の4、5年生11人がこのほど、地元の農園を見学し、イチゴ狩り体験を楽しんだ。

農業に親しみを持ってもらおうと、町が初めて企画。町内でイチゴを栽培し、町と連携して農業振興に取り組む地域商社「SaTi(サティ)」の山本翔史さん(34)が協力した。

児童らは、山本さんが出題するクイズを通して農作物について学んだ後、ビタミンCを多く含む品種「おいCベリー」を栽培しているビニールハウスで赤く色付いたイチゴを笑顔で頬張り、「甘くてとてもおいしい」「30個以上食べたよ」などと喜んでいた。

山本さんは「少しでも農業に興味を持ってもらい、農家の人が一生懸命育てた野菜やフルーツを好き嫌いせずに食べてもらいたい」と話した。