【四日市】第74回四日市市民芸術文化祭「第19回四日市アート展2024」が7日、同市安島の市文化会館全館で始まった。市と市文化協会主催。9日まで。
日展、東海展、県展などの入賞・入選経験のある四日市を代表する作家103人ともとまち芸術予備校生、高校生らによる日本画、洋画、書、写真、工芸、彫刻、華道、盆栽の8部門の作品200点余を展示している。
日本画「花菖蒲とカワセミ」と樹齢約60年の盆栽「五葉松」とのコラボ作品、津市の浜辺の変化を16年間にわたって記録した組写真「海の砂漠化」、ミニチュアドールハウスやクレイアート作品など、多彩な作品が来館者らの目を楽しませている。
8、9両日午後1時から各部門の作家らのトークやパフォーマンス、9日午後4時半から高校生アート展大賞の表彰式がある。南川朋宣実行委員長(47)は「見応えのある作品がそろった。芸術の祭典を多くの方々にご覧いただきたい」と話していた。