【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長は6日の定例記者会見で、雇用促進事業の企画、立案、実施を継続して取り組む産学官連携の仕組みとして「鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト」がスタートしたと発表した。
11月に東京の三重テラスで学生や転職希望者を対象にした合同企業説明会を実施するほか、市内高校生や大学生、地元企業向けのイベントにも取り組む計画。
市や市内企業、県内大学、市内高校が連携して組織する「同市雇用促進連絡協議会」を中心に、学生だけにこだわらず地方移住を考える求職者を対象に、市内企業での人材確保につなげるのが狙い。25日に第1回会合を開く。
末松市長は「『チーム鈴鹿』として、地域産業の担い手となる人材の確保に努める」と述べた。