【津】三重県損害保険代理業協会(北岡伸之会長)とあいおいニッセイ同和損害保険三重支店(藤森宗高支店長)は5日、津市桜橋の県教育文化会館で県内の損保代理店向けセミナーを開いた。ふるサポ(東京都渋谷区)代表でSDGsコンサルタントの中島達朗氏の講演「環境認識を踏まえた次世代型代理店像とマーケット開拓」などがあり、オンライン参加と合わせ約90人が参加した。
中島氏は国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)について「福祉政策ではなく経済政策につながっている」と指摘。「ドライブレコーダー付きの自動車保険に入ることが地域の安全につながるという考え方はSDGsのゴール3とひも付けられる」「1から17の目標は社会課題で、解決する製品やサービスの開発はビジネスチャンス」などと述べた。
セミナーは一昨年に始まり3回目。講演に続く第2部では同協会の石川英幸理事が「生き残りに向けた日本代協各種サービスのご案内」と題して話した。