榊原町で「蛍灯」開催 三重・津、イルミや週末マルシェも

【イベント「蛍灯」に合わせて設置したイルミネーション=津市榊原町の榊原市場地区小公園で】

【津】三重県津市榊原町の榊原川沿いにホタルが舞う季節に合わせたイベント「蛍灯(ほたるび)」(榊原温泉振興協会主催)が、同町の榊原市場地区小公園周辺で開かれている。16日まで。8日と15日の午後5―9時、キッチンカーがそろうナイトマルシェがある。雨天の場合は中止。

榊原川沿いにはホタルが生息しており、毎年6月上旬は多くの見物客でにぎわう。これまで町内の神社に飾っていたイルミネーションを昨年から同公園の築山に移し、期間中の週末にマルシェを開いている。

ホタルの舞う場所は年によって違うが、今年は市道庄田榊原線の尺ケ寺橋から湯の瀬橋までの約150メートルがとりわけ多く、午後7時半―9時ごろに幻想的な風景が見られる。

榊原2自治会の伊藤博和会長(76)によると、期間中は川沿いの住居が明かりを控えめにするなどホタルの光を楽しめるよう協力している。「ホタルが生息する榊原の豊かな自然を多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。問い合わせは同協会=電話059(252)0017=へ。