伊勢新聞

陶芸、絵画など14部門130点 四日市市民大学熟年クラス32期会が作品展 三重

【会員らの1年間の成果が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスを修了した32期会(長谷川博会長)は4日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第5回作品展」を開いた。会員25人と講師2人による水墨画、書道、俳句、俳画、陶芸、絵画など14部門の作品約130点を展示している。5日まで。

手びねりやろくろ成形の急須やワイングラスなどの陶芸作品、墨の濃淡で鮮やかに表現した「水辺の館」や「霧の山道」などの水墨画作品が並ぶ。また、細密に刻んだ伊勢型紙、草木染めのスカーフ、会員らの1年間の活動記録も展示され、来館者らの目を楽しませている。

長谷川会長(73)は「それぞれが楽しみながら創作に励んだ成果を、多くの方々に見ていただきたい」と話していた。