【津】令和6年度三重県私立大学・短期大学合同入試説明会が4日、津市新町のプラザ洞津であった。県内の5大学2短大が来年度の入試の特色や本年度の就職状況などを説明し、県内公私立高校の進路担当者約60人が参加した。
進路決定の時期を前に広く県内私大を知る機会にと県内公私立高で構成する県高校進路指導協議会と県私立大学入試・広報連絡協議会が毎年この時期に開き28回目。
各大学・短大25分で募集定員や入試方法など昨年からの変更点を中心に紹介。鈴鹿医療科学大(鈴鹿市岸岡町)入学課の小山尚樹課長は、近年年内入試の入学者比率が高く昨年度は72%に上ったとして「実態に合わせて年内の総合型選抜の定員を増やしている」などと説明した。
県高校進路指導協議会の菅野賢志・桑名工業高校長はあいさつで「三重県が元気であるためには県内高校生が県内の大学で学び県内で働き暮らしていく必要があると感じる。先生方が大学の魅力を感じ取り生徒に伝えていただければ」と述べた。