1部残留、主将「ほっとしている」 ラグビー三重が鈴鹿市長表敬

【古田主将(左)から今季のユニホームを受け取る末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市を拠点に活動し、ラグビーの最高峰リーグとなるNTTリーグワン1部の三重ホンダヒートの関係者らが3日、同市役所を訪問。末松則子市長に今季の成績を報告した。

今季の成績は12チーム中11位。5月に行われた2部2位の豊田自動織機シャトルズ愛知との入れ替え戦の結果、三重ホンダヒートは来季も1部で戦う。

来庁した古田凌主将(28)は「1、2試合目で負けて『何も通用しないのではないか』と苦しかった。勝ちに行く気持ちで臨んだが、それ以上にフィジカルやスピード感が違って『あれ?』という感じ。結果としては残留できて、主将としてほっとしている。厳しく苦しい戦いだった」と振り返り、「来季はさらに成長した姿を見せられるよう頑張る」と来季に向けての抱負を語った。

末松市長は「結果は出たが、過程は市民や県民を巻き込んで、三重にラグビーを根付かせてくれた一年だった。目標に向けて少しずつ階段を上がるような試合を見せて」と激励した。