知育玩具「カプラ」寄贈 「竹輝銅庵」が明和町の全5小学校に 三重

【カプラを前にする竹本氏(前列中央)と下村町長(同左から2人目)ら=明和町坂本の明和中学校地域連携室で】

【多気郡】まちかど博物館兼喫茶店「竹輝銅庵」の竹本博志館長は3日、三重県明和町坂本の明和中学校地域連携室で同町内の全5小学校へ知育玩具の積み木「カプラ」を寄贈した。

竹本氏はソフトウェア開発販売「情報システム・J・T」を経営。教育福祉機関への寄付活動を続けている。

カプラはかまぼこの板のような同じ大きさの木製の小片で、積み上げて造形を楽しむ。各校へ2セットをプレゼントした。

竹本氏は「国会議事堂であろうがタワーであろうが作れる。カプラはみんなで集まって楽しめる。手軽でよいと思った。大会もある」と活用を呼びかけた。

下村由美子町長は「10年前、みえこどもの城でカプラに遭遇した。ナイアガラの滝が作ってあって、すごいと思った。創造力や集中力を育むことができる。ほしいと思っていた」と喜んだ。

5校の校長が出席し、代表して上御糸小学校の服部茂樹校長が「大切に使っていきたい」と感謝した。