伊勢新聞

逆走防止「運転確認を」 道の駅で事故防止啓発 亀山

【家族連れに交通事故防止を呼びかける田中課長(左端)ら=亀山市関町新所の道の駅「関宿」で】

【亀山】三重県警亀山署と亀山地区交通安全協会、亀山市交通安全対策協議会は2日、同市関町新所の国道1号沿いの道の駅「関宿」で交通事故防止啓発活動を実施した。

同活動は、5月25日に関町坂下の国道1号下りで、逆走していた乗用車にオートバイが正面衝突。オートバイを運転していた61歳の男性が死亡したことを受けて、実施した。

同署交通課の田中孝治課長と同協会の西川てる子会長ら計20人は、同駅に立ち寄ったドライバーらに、「逆走は、命にかかわる危険行為」、「確認しましょう! 今の運転」と書かれたチラシと、腕に巻き付ける反射材を手渡し、交通事故防止を呼びかけた。

田中課長は「近年、高速道路での逆走が多発している。道路標識や道路標示をしっかり確認すれば、逆走は防げる」と話していた。

今年5月25日時点での同署管内の交通事故死亡者は2人。