サラサドウダンとベニドウダン見頃 菰野町の御在所岳山上 三重

【釣鐘状の花をつけるサラサドウダン=菰野町の御在所岳で】

【三重郡】三重県菰野町の御在所岳(1,212メートル)の山上公園で、ツツジ科のサラサドウダンとベニドウダンが、かれんな花を咲かせている。

二種類のドウダンツツジは、公園内の展望広場や散策路沿いで見ることができる。御在所ロープウエイによると、開花を確認したのは5月15日。昨年より2日早く、6月中旬ごろまで楽しめるという。

サラサドウダンは釣鐘状の1センチほどの花が房状につく。ベニドウダンはサラサドウダンよりも小さく、赤い花が房状に伸びるように咲く。

【赤い色が目を引くベニドウダン】

同社の佐藤優華さん(36)は「色鮮やかでとてもかわいい花です。公園内を散策して、初夏の御在所岳を楽しんでいただけたら」と話した。