伊勢新聞

11年ぶりアオノリュウゼツラン開花へ 志摩スペイン村、2株が花茎伸ばす 三重

【アスパラガスのような花茎を伸ばしたアオノリュウゼツラン=志摩市磯部町の志摩スペイン村で(志摩スペイン村提供)】

【志摩】三重県志摩市磯部町のテーマパーク「志摩スペイン村」で、数十年に一度開花するといわれる「アオノリュウゼツラン」が、11年ぶりに花茎を伸ばしている。

アオノリュウゼツランはメキシコ原産の多肉植物。長い年月をかけて一度だけ開花し、咲き終わると枯れてしまう。

志摩スペイン村では、バスロータリーに植えられているアオノリュウゼツラン七株のうち、2株が5月20日ごろからアスパラガスのような花茎を伸ばし始め、現在は約4メートルまで成長した。

【平成25年7月に開花したアオノリュウゼツラン(志摩スペイン村提供)】

前回は平成25年7月に別の株が黄色い花を咲かせており、今回も順調に育てば、6月下旬ー7月ごろに開花する見込みという。

広報担当者は「お客様も従業員も花が咲くのを楽しみにしています。みんなで日々成長を見守りたいと思います」と話していた。